水虫の『初期症状』はどういう症状なのでしょうか?
また水虫にはどんな種類があって、どう対処したらよいのでしょうか?
今回は、水虫の初期症状と正しい対処方法をまとめました。
水虫の初期症状とは
かゆみがでる
足の指の間がグジュグジュになって、つよいかゆみが発生します。
水虫の初期症状の代表例です。
足の指の間がかゆくなったら水虫を疑っても差し支えないでしょう。
水ぶくれができる
「足の側面」や「つちふまず」に小さい水ぶくれ(水疱)ができます。
これも水虫の初期症状によくみられます。
大きな水ぶくれは靴ズレの可能性が高いですが、小さい水ぶくれは水虫の可能性が高いです。
皮がむける
足の裏や足の指の間など、あらゆるところで皮がむけやすくなります。
乾燥時期でもない梅雨の時期に、足の皮がめくれてたりした場合は、水虫の可能性が高いです。
水虫の4つの種類
症状が進行し悪化すると、足の裏の皮膚がガサガサになる「角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)」や、爪に感染する「爪白癬(つめはくせん)」になり、治療期間は長くなります。
趾間型(しかんがた)
グジュグジュ水虫は、足の指の間の皮が白くふやけて、強いかゆみを感じます。
水虫の中で最も多い初期症状です。
気づかぬうちに掻きむしってしまい、ふやけた皮がめくれ、赤くただれて痛みを伴うこともあります。
汗や脂など雑菌と混ざりやすいので、独特のニオイを発生させることがあります。
参考:水虫の足のニオイの原因
かゆみを我慢して、清潔にしつづけることが重要です。
参考:趾間型のグジュグジュ水虫にはクリアフットヴェールがおすすめです。
小水疱型(しょうすいほうがた)
水ぶくれ水虫は、足の側面や、土踏まずなどにできる小さい水ぶくれの水虫です。
水虫の代表的な種類で、高温多湿の季節に発症しやすく、強いかゆみがあります。
水ぶくれが破けると、皮がむけます。
無理に破ることがないようにしましょう。
参考:小水疱型の水ぶくれの水虫にはクリアフットヴェールがおすすめです。
角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)
かかとの皮がカサカサになってしまう水虫です。
あまりかゆみがありませんが、足の裏に水虫菌がたくさんいる状態の非常にタチのわるい水虫です。
見た目には症状がでにくいのですが、お風呂あがりのバスマットなどを経由して、水虫をうつしますから、注意が必要です。
参考:かかとの角質増殖型の水虫にはクリアフットヴェールがおすすめです。
爪白癬(つめはくせん)
爪がボロボロになってしまうのは、水虫菌が爪に感染しているからです。
この症状は、水虫の中でもかなり進行している状態で、治療には半年以上におよびます。
爪白癬は、かゆみはあまりありません。
爪白癬の人が使った爪きりを他人が使うと、爪白癬が感染することがあるので注意が必要です。
参考:爪に感染した水虫にはクリアネイルショットがおすすめです。
水虫の正しい対処方法
お風呂で足の指の間を丁寧に洗い流す
水虫の最大の予防策は清潔にすることです。
お風呂で足の指の間をやさしく丁寧に洗い流し清潔にしてください。
既に水虫でグジュグジュになってしまっている場合は、強い刺激を与えると余計ひどくなってしまうので、やさしく洗い流すだけにしましょう。
お風呂あがりは足をしっかり拭いて乾燥させる
水虫は高温多湿の環境で増殖します。
お風呂あがりには足の指までバスタオルで丁寧に湿気をとり、清潔にしてすぐ乾燥させるようにしてください。
皮膚科で専門医に診てもらう
水虫は、かゆみがでなくても症状が進行していることがあります。
水虫の原因菌が、どこにどれぐらい感染しているかは、皮膚科で検査しないと分かりません。
症状にあわせて『ラミシール』といった水虫用の塗り薬を処方してくれます。
スリッパや爪きりは別のものを使う
既に水虫の症状が悪化している人のスリッパや爪きりを他人が利用すると、うつる可能性があります。
これは水虫菌は非常に強い感染力があるためです。
水虫は水中などでは感染しませんが、スリッパや爪切りを経由して家族に感染することが多いので、水虫感染者とは別のものを使うようにしてください。
参考:水虫がうつる確率
5本指ソックスを使う
5本指ソックスは、足の指の間の高温多湿状態を緩和させます。
水虫の人には、5本指のソックスはおすすめです。
バスマットをこまめに換える
お風呂あがりは清潔になっていても、バスマットに水虫菌が生息していたら、水虫はふやけた皮膚を経由して、水虫に感染してしまいます。
それでは意味がありません。
バスマットはできるだけこまめに洗濯し、常に清潔なバスマットを使うようにしてください。
靴は毎日違うものを履く
夏場は通気性の悪い革靴などは、高温多湿の状態になりやすく、水虫の繁殖がしやすい状況です。
革靴は水虫が繁殖しやすい条件が整っているので、できるだけ毎日別の革靴を履くようにして、水虫になりにくい環境を作りましょう。
一度履いたら、換気の良いところで乾燥させるようにしてください。
靴下はしっかり殺菌する
靴下は、こまめに清潔なものに履き替えましょう。
水虫の人が履いた靴下は、殺菌するようにしましょう。
参考:水虫の靴下を殺菌する方法
職場ではサンダルなど利用する
一日中通気性の悪い革靴を履き続けると、足が清潔な状態を維持しにくくなり、また高温多湿で水虫菌が繁殖しやすくなります。
職場で許されるのであれば、革靴から通気性の良いサンダルに履き替えるなどし、足を蒸らさないようにしましょう。
通気性が良いサンダルがおすすめです。
寝るときには裸足で
寝るときにソックスを履いている人がいるようですが、これは水虫がひどくなるので絶対にやめてください。
ただし睡眠時などにも着用する人が多いのですが、足の裏も多くの汗をかくので、高湿多湿状態にしてしまいます。
睡眠時は5本指ソックスを脱いで裸足で寝るようにしましょう。
睡眠時には裸足で通気性を良くしましょう。
部屋を清潔にする
水虫の人の部屋は床が汚く、拭き掃除を全くしていないことが多いです。
裸足で歩くのは、水虫菌を撒き散らしていることになります。
できるだけこまめに拭き掃除をして、部屋を清潔にしてください。
薬をしっかり使い続ける
水虫は自然には治りません。
かゆみが治まっても体内に水虫菌がある場合は再発します。
つまり症状がなくなっても最低1ヶ月は薬を使い続けることが大切です。
水虫ケアクリームも同様です。足全体に毎日塗り続けることがとても大事です。
皮膚の表面にある水虫菌だけでなく、皮膚組織に浸透してしまった水虫菌をしっかり死滅させましょう。
水虫に感染してしまう人とは
性別は関係ない
水虫は中年の男性の病気と認識している人も少なくありません。
でも、水虫は性別は全く関係がありません。
中年男性が感染しやすいと考えられていたのは、通気性の悪い革靴を履く時間が長いからです。
高温多湿の白癬菌が繁殖しやすい環境が整うため、中年男性が水虫になりやすいといわれていました。
ただ高温多湿の通気性の悪い状態が続けば、女性でも水虫に感染します。
日本人の5人に1人は水虫
近年では若い女性でも、水虫に感染してしまい通院するケースが多くなっています。
水虫は、一度感染すると再発するのでやっかいです。
いまや日本国民の5人に1人が水虫に感染しているともいわれています。
皮膚科に行くのをためらってしまう人
水虫は、自然には治りません。
水虫の原因菌である『白癬菌』は、感染力が強く、新陳代謝したばかりの新しい皮膚にも簡単に感染します。
『白癬菌』を死滅させない限り、身体に居座り続けてしまう恐ろしい病気です。
水虫は自然に治ることはありませんから、放置してはダメです。
ただ水虫を放置してしまう人が非常に多いです。
忙しくて皮膚科にいけない人は、しっかりケアはしましょう。
わたしの場合ですが、水虫対策クリームの『クリアフィットヴェール』を使ったら、かゆみが落ち着き、非常に良かったです。
仕事で忙しい人は皮膚科に行ったり、ドラッグストアに行く余裕も無いかと思います。
わたしにはバッチリあいました。
水虫に悩んでいる人には、本当におすすめしたいクリームです。
水虫は、簡単に治りません。
根気強くケアすることがとても大事です。
ぜひ参考にしてください。
水虫の初期症状は、以下の3つの症状です。
ぜひチェックしてみてください。