【精液検査の対策】不妊男性が注意すべき7つのポイント

【精液検査の対策】不妊男性が注意すべき7つのポイント

男性『精液検査』の結果が、基準より下回っていることがわかったらショックですよね。

でも対策をしたり、治療をすることで、『精液検査』の結果は改善できるといわれています。

男性不妊の治療で有名な獨協医科大学埼玉医療センターの岡田教授が『精子力』を向上するポイントを話していたのでまとめました。

精液検査の結果で極度に落ち込む必要はない

男性ブライダルチェック

精子は身体の状態で誤差がある

精子は身体の状態や、禁欲(射精しない)期間でも誤差があります。

WHOが定める正常な精子とは、1回の射精による精液が1.5ミリリットル以上、精子濃度は精液1ミリリットルに対し精子1500万以上、精子運動率は40%以上などと定めています。

精液検査の結果が、この基準値を下回っていたとしても、2回目の精液検査では基準値を上回っていることも少なくないようです。

精子は身体の状態によって誤差が発生しますし、落ち込むことでストレスがたまってしまっては、さらに良くない結果を招くだけです。

精液検査の結果が悪くても、極度に落ち込むことがないようにしましょう。

精液検査の結果が基準を下回っていても妊娠不可能ということではない

精液検査の結果は、WHOが定める基準値を参考に、診断するクリニックが多いですが、このWHOが定める基準値は、12ヶ月以内に妊娠に成功した父親のサンプルを数値化し、下位5%にあたるところを基準値にしています。

つまりあくまでも参考値であり、この基準値を下回っているからといって、妊娠成功確率が0%ということではありません。

『妊活』という言葉があるぐらい、原因がわかり対策すれば、妊娠の可能性は高くすることができるので、精液検査の結果が悪くても、極度に落ち込むことがないようにしましょう。

精子力は日常生活を見直すことで向上できる

精子は、日常生活を見直すことによって大きく改善できます。

『精子力』という言葉で表現されていますが、不妊治療で有名な獨協医科大学埼玉医療センターの岡田教授によれば、精子の状態を良くするには、日常生活を見直すことによって改善できることが多いとのことです。

岡田教授の日常生活を見直すことで、『精子力』を向上する7つのポイントを紹介します。

精子力を向上する7つのポイント

ポイント

タバコをやめる

タバコを吸うと血管が収縮して血流が悪くなります。そしてペニスに血流が流れにくくなると、勃起不全を招くことがあります。

またタバコによって、精子の数や運動性の良い精子が減ってしまい、さらには酸化ストレスで精子のDNAが損傷する恐れがあります。

精子力を向上するには、できる限りタバコはやめましょう。

母となるパートナーや、生まれてくる子供のためにも、タバコをやめて困ることはありません。

定期的な射精はした方が良い

妊娠を望むなら積極的に射精をした方が良いです。

個人差はありますが、個人差はありますが、1日に作られる精子の数は成人男性の平均で5000~1億程度といわれ、1回の射精の精子数は成人男性の平均で1億~4億程度といわれています。

射精しないと古い精子がたまってしまい、精液全体の質が下がってしまいます。

また禁欲(射精しない)生活をすると、精子のDNA損傷率が高くなります。

精子力を向上するには、定期的な射精は必要です。

禁欲生活は1〜2日あければ充分で、頻繁に性交渉をした方が妊娠の可能性はあがります。

キツい下着は避けるべき

精子力を向上するなら、下着はピッタリとしたブリーフタイプよりも、ゆとりのあるトランクスタイプの方が良いです。

睾丸は熱に弱く、温度が上昇すると精子を作る造精機能が低下します。

睾丸がブラブラしているのは、風通しを良くし、熱がこもらないためにするためです。

つまりブリーフタイプのような下着を着用し、タイトなジーンズなどで圧迫させてしまうのはおすすめできません。

サウナは控えた方が良い

精子を作る精巣は、熱に弱いです。

股間を高熱にさらすことは、精子を作る造精機能に悪影響を及ぼします。

精子力を向上するために、サウナは控えましょう。

また股間を高熱にさらすのは良くないので、長時間のお風呂も控えた方が良いです。

ひざ上でノートパソコンはやめよう

パソコンは熱を発生します。

膝の上に置いてノートパソコンを使用すると、股間にその熱が伝わり、熱に弱い精子に悪影響を及ぼします。

ノートパソコンをひざ上で使用すると、睾丸の温度上昇につながるという研究結果もあります。

精子力を向上するために、ノートパソコンをひざ上で使用するのはやめて、デスクに置いた状態で使用しましょう。

自転車のサドルで刺激しすぎないように

健康のために自転車に乗ることは良いことですが、サドルが股間を刺激しすぎると、男性器付近の血流が悪くなり、精子減少や、運動率の低い精子が作られてしまいます。

自転車に乗るときは、サドルで股間を刺激しすぎないようにしましょう。

育毛剤は避けた方が良い

AGAといわれる男性型脱毛症の治療薬の一部は、男性ホルモンを抑制する効果があります。

育毛剤の治療薬により、男性ホルモンが抑制されることで、制欲減退や勃起不全が引き起こされることが確認されています。

育毛剤の治療薬には、精子力を低下させる副作用がある可能性は否定できません。

精子力を向上するために、育毛剤の治療薬は避けましょう。

【精液検査の対策】不妊男性が注意すべき7つのポイント
スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です