中耳炎の人が登山をしないほうが良い9つの理由

中耳炎と登山には大きな関係性があることを知っていますか?

中耳炎の人は登山をしない方が良いです。これには9つの理由があります。

登山は、複数人で登ることが多いので予定を変更することは難しいものですが、中耳炎の場合は、まず治療をしてから登山に挑戦しましょう。

今回は中耳炎の人が登山をしないほうが良い理由を紹介します。

中耳炎の人が登山をしないほうが良い理由

1. 気圧差によってさらに耳を痛めてしまう

登山は気圧の変化が激しいものです。気圧の変化がわかりやすい例は、ポテトチップスの袋やペットボトルが山を登るにつれて膨らみむ現象です。実はこれと同じ状態が耳でも起きるのです。

外気の気圧と中耳の気圧のバランスを取るために、中耳の空気は耳管を通り外に排出されるのです。

しかし中耳炎を発症している時は耳管の機能が低下しているため、外気の気圧とのバランスをとることが困難となり中耳の気圧が高まり、さらに耳を痛めてしまうでしょう。

2. 寒暖差アレルギーになりやすく治りが遅くなる

登山では寒暖差アレルギーになりやすい傾向があります。天候が変わりやすい上、場所によって風が強く吹いていたり、登山中の体感温度に大きく差が出てきます。

そのため体温の変化が繰り返されることにより、寒暖差アレルギーになってしまうのです。寒暖差アレルギーになると鼻の自律神経の機能が低下し、鼻水が大量に出てきてしまうことがあります。

この症状により鼻炎を引き起こし、中耳炎の時に鼻炎になると中耳炎の治りが遅れてしまいます。

3. 聴力の低下で危険察知能力も低下

中耳炎になると耳を常に塞いでいるような聞こえ方になる場合があります。これは聴力が普段よりも低下した状態になります。

しかし登山中は聴力がとても重要です。落石の際の声がけや緊急放送、土砂崩れが起きている音や落雷の音など、音で危険を察知しなければいけない場面が多いです。

そのため聴力が低下している時に登山をすると危険に対する察知が遅れてしまい、最悪の場合は命に関わることもあるかもしれません。

4. 三半規管の低下による事故が起きやすい

中耳炎の際、中耳が三半規管の近くにあることから、三半規管にも影響を及ぼし、機能が低下することがあります。

三半規管は平衡感覚やバランス感覚を司る部位であり、機能が低下していると歩行中の平衡感覚などに異常が起き、とても危険です。

登山では足場の悪い所を歩くため、転倒の危険性もありますし、一歩踏み外せば滑り落ちる可能性も有り得るので危険です。登山において平衡感覚やバランス感覚はかなり重要ですから、中耳炎の方は特に注意が必要となります。

5. 無理して参加すると他の人に迷惑がかかる

中耳炎の時に無理して登山をすると、耳の痛みなどの体の不調により休憩を取りたくなったり、下山したくなる可能性がともて高くなります。しかし登山では遭難の恐れがあるため、単独行動は良くありません。

複数人のグループで登山に挑む場合、休憩は全員で取ることがルールとなります。1人でも下山しなければいけない人がいれば、全員で下山することにもなりかねません。

そのため、体調が万全の人へ迷惑をかけることになるでしょう。

6. 高山病になりやすい!

登山では通常の生活の時よりも、低酸素状態になるため、高山病を発症することが多いのです。富士登山でも高山病を理由に登山をあきらめた人の話はよく聞きますよね。高山病は誰しもがなりうるもので、登山に慣れている人でも発症することがあります。

主な高山病の原因は低酸素状態による体調変化が主な原因ですが、中耳炎の方は耳管の機能が低下しているため、高山病になりやすいと言われています。

高山病になると体の様々な箇所に不調が現れ、少し休んだとしても早期回復はかなり困難なので、下山が余儀なくなるでしょう。

7. 医師の手当が受けにくい場所である

夏の富士山のように山小屋に医師が常駐している場合は例外ですが、ほとんどの場合、人里離れた山での登山でしょう。

登山中は、医師や専門家は近くにいないため、中耳炎が悪化した時の応急処置や治療を受けることは困難です。中耳炎が原因で起きる事故にも対応が遅れてしまいます。

病状によって、迅速な対処が必要である場合、手遅れとなることも考えられるでしょう。

8. 下山後は様々な誘惑が待ち受けている!

無事に登頂し下山できても、登山後には様々な誘惑が待ち受けています。登山した仲間たちとビールを飲んだり温泉に入ったりして疲れを癒すことでしょう。

しかし、中耳炎の方にとって温泉やビールは大敵です。温泉に入ると体温が上昇するため痛みがひどくなります。また、ビールを飲むと血流が良くなることで耳管が細くなります。炎症性の水が耳の中にたまることになり、新たに滲出性中耳炎を発症するリスクがあるのです。

そのため、無理して登っても様々な誘惑に1人で耐えなければいけないという苦痛が待ち受けているのです。

9. 登山後の私生活に大きな影響を及ぼす

中耳炎の方が登山をすると、標高差や天候の変化により、耳や鼻に大きな負担をかけてしまいます。これによって中耳炎がひどくなります。

中耳炎がひどくなると、耳が痛いだけではなく、耳栓をしたような感覚になり、また鼻水が止まらず、のども痛くなってしまうこともあります。場合によっては手術が必要なぐらい中耳炎を悪化させてしまうかもしれません。

結果的に、学校や会社など私生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。

 

中耳炎の人が登山をしないほうが良い理由のまとめ

いかがでしょうか?

特に富士山のような標高差や気候変化が激しく、身体に大きな負担をかけてしまうような登山は避けた方が賢明です。

仲間に誘われると断りづらいですが、登山をしたら後悔するかもしれません。

中耳炎の方はまずしっかり治療しましょう。治療してから登山に挑戦するようにしましょうね。

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