【大人の中耳炎の治し方】大人は症状の応急処置や治療例

中耳炎は子供がかかりやすい病気です。しかし大人が中耳炎にならないとは限りません。そして、大人が中耳炎になると、症状が重くなる傾向があります。

どうして大人のほうが重い症状が出るのでしょうか?またどう対処して治療すべきなのでしょうか?

大人の中耳炎についてまとめました。参考にしてください。

中耳炎とはどんな病気?

鼓膜から奥の部分を中耳といいます。この部分に細菌が入り、膿んで炎症を起こしたものが中耳炎です。

大人の中耳炎がひどくなる理由

大人が中耳炎になると症状が重くなりやすいのです。

その理由は、大人の中耳は、子供の中耳よりも大きいからです。

そのために、膿がたくさんたまってしまい、その膿を排出するのに、より苦労するからです。

 

大人の中耳炎の種類

大人がかかる中耳炎にはどのようなものがあるのでしょうか。

主なものは次の2種類です。急性中耳炎滲出性中耳炎です。

急性中耳炎

耳は耳管という管を通して鼻とつながっていますが、この管から細菌が入り、中耳が炎症を起こすのが急性中耳炎です。症状としては、耳が痛む、耳だれが出る、音が聞こえにくくなる、耳が詰まったような感じがするなどです。

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎は、中耳に水のような液体が溜まってしまう病気です。症状としては、音が聞こえにくくなる、耳が詰まったような感じがするなどですが、痛みや耳だれはありません。

 

次に、この疾患にかった時の対処法や治し方を見ていきましょう。

大人の中耳炎の対処法(応急処置)

急性中耳炎の場合は、強い痛みを伴うことが多いので、病院へ行く前に応急処置が必要です。

中耳炎の応急処置|注意したほうが良い4つのポイント

まずは、とにかく冷やしましょう。耳の表面から冷やしても中耳には届かないので、下や後ろに氷嚢や氷を含んだタオルをあてがいます。炎症を起こした部分は熱を持っているので、冷やすことが炎症の緩和につながり痛みも少し軽減します。

それでも、痛みを我慢できない場合は、手持ちの痛み止め(風邪薬)を服用してなんとかしのぎます。

次は、鼻づまりを少しでも軽くさせることです。鼻から耳管を通って細菌が中耳に達するのが中耳炎ですから、鼻の状態が良ければ細菌は流入しなくなります。鼻をかむ場合はあまり強くやりすぎないようにするとともに、鼻水はきれいに取り除いておいたほうがいいです。

また耳だれを拭く時に、耳の中までは触らないようにしてください。耳の中の汚れの除去は、専門家に任せたほうが安全です。

 

大人の中耳炎の治し方

応急処置は痛みを緩和するだけで、中耳炎の治療にはなっていません。できるだけ早く専門医に診てもらいましょう。

病院では、耳の中を診察し、痛み止めを処方することが多いです。軽いものなら、これだけで症状が落ち着く場合もあります。症状が重かったり、進展がみられなかったりする場合は、炎症の原因となっている細菌を殺すため抗生物質を投与します。

それから、耳だれがある場合は、鼓膜に穴が開いて中の膿が外へ排出されていると考えられます。しかし、耳だれがない時は、中耳の膿を外へ出さなければいけないケースもあります。

そのような場合は鼓膜を切開する切開治療が施されます。切開といっても切るのではなく、小さな穴をあけて、膿や浸出液を取り除きます。これで痛みが引いたり、聞こえやすくなったりします。

鼓膜チューブ留置術という治療もあります。治りが悪い場合に行われる方法で、鼓膜に開いた穴へチューブを挿入する治療です。膿が出やすくなるほか、鼓膜の内外の圧力差がなくなります。

また耳管通気療法というものが行われることがあります。耳管に空気を送り、浸出液の排出を促進させます。

中耳炎の治療は割と長引くケースが多いです。途中で中止せずに最後までおこなってください。

 

中耳炎の予防法

鼻のかみかた

鼻のかみかたには注意が必要です。無理やりいっぺんにかもうとしてはいけません。片方ずつ口は開けずにかみます。できるだけ鼻水は残らないようにします。また、鼻が悪いと、細菌が溜まり中耳に流れ込みやすくなるので、なるべく鼻の治療をしておくことが大切です。

風邪には注意

風邪をひいて、中耳炎になるケースもかなりあります。日頃から体調管理には気を付け、風邪にかかりにくい体づくりをしなければいけません。仮に風邪が短期間で治っても、中耳炎のほうは治癒までにかなり時間がかかります。その時の苦労を考えると、風邪対策をしっかりとしておく必要があります。

耳抜きをする

飛行機や高層エレベーターに乗るときも、頭に入れておくべきことがあります。できれば唾を飲んだり、あくびをしたりして、耳ぬきをします。これで多少の効果はあります。

 

大人の中耳炎 まとめ

大人が中耳炎にかかると症状も重く、治療にも時間がかかることが予想され厄介です。日常から予防につとめてください。

もし中耳炎を発症してしまったら、応急処置は痛みを緩和するだけで、中耳炎の治療にはなっていません。できるだけ早く専門医に診てもらいましょう。

滲出性中耳炎も急性中耳炎と同じような治療をしますが、通気治療と言って耳管に空気を通す治療をすることが多いです。

しかし、なかなか改善に向かわない場合はこちらも鼓膜を切開して浸出液を排出させる治療や、鼓膜にチューブを設置して換気を良くする治療が行われます。

大人の中耳炎の治療は割と長引くケースが多いです。途中で中止せずに完治するまで通院してください。

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