子供の花粉症で薬が効かない時は注意してください。
勝手な判断で大人用の花粉症の薬を服用してしまうと、昏睡状態、全身けいれん、心停止の危険もあります。
子供の花粉症で薬が効かない時の対処法と注意点をまとめました。
子供の花粉症で薬が効かない時の対処法
小児科の医師に相談しましょう。
子供の花粉症は、アトピーやぜんそくと併発していることが多くあります。
鼻づまりが本当にひどい時には、点鼻薬を処方されることがありますが、点鼻薬に含まれる血管収縮剤の影響でけいれんや心停止を引き起こす可能性があるので、市販の点鼻薬を使用する場合は注意が必要です。
小児科の医師も専門分野がありアレルギーの専門でない場合があります。小児科で処方された薬の説明書を持って耳鼻科に行くとさらに良い対処ができる可能性があります。
また現代の子供は、花粉アレルギー以外のハウスダストアレルギーも多く持っています。もしかすると花粉以外のアレルギーかもしれませんので、耳鼻科の医師に相談しましょう。
子供の花粉症で薬が効かない時の注意点
鼻づまりがひどい子供には、点鼻薬(鼻スプレー)で、鼻づまりが軽減され、夜も眠れるようになることが多いです。
ただしは、乳幼児に処方できる点鼻薬はインタール点鼻液のみです。
成人用の点鼻薬は血管収縮剤が含まれている場合が多く、小児が使用すると昏睡状態や全身けいれんを引き起こす可能性があります。
市販の点鼻薬を乳幼児はもちろん小児に対しても使用するのは医師の相談にしてからにしましょう。
子供の花粉症で薬が効かない時にやっておいたほうがいい5つのこと
子供が花粉症を発症してしまった場合、すぐに完治することは難しいので、根気強く対処していく必要があります。
病院の医師や薬に頼ることも必要ですが、まずは家庭でできることをやってみましょう。
空気清浄機を設置する
花粉を部屋に充満させないためには空気清浄機がおすすめです。
最近の空気清浄機は花粉もしっかりキャッチしてくれます。
布団や洗濯物の外干しを控える
花粉シーズンは外干しを控えるだけで花粉を部屋に持ち込みを遮断できます。
なるべく部屋に花粉を持ち込まないようにしましょう。
手洗い・うがい・眼洗いを徹底する
自宅に戻ったら、手洗いうがいに加え、眼洗いもしましょう。
子供でも使える眼の洗浄剤が効果的です。
市販されていますのでぜひ試してみてください。
マスクやメガネを使用する
子供用の花粉グッズは多くありますが、マスクとメガネは非常に人気で効果も絶大です。
このようなグッズを上手に使いましょう。
食生活を変える
油や肉類、インスタント食品を避けましょう。
野菜や免疫効果のある食事がおすすめですが、生のトマトやバナナなどは花粉症には良くないといわれていますので注意しましょう。
まとめ
子供の花粉症で薬が効かない時は、すぐに小児科の医師に相談しましょう。
花粉症ではなく、他の原因も十分に考えられますし、子供の花粉症は、アトピーやぜんそくと併発していることが多くあります。
また血管収縮剤が含まれている大人用の花粉症の薬を服用してしまうと、昏睡状態、全身けいれん、心停止の危険もあります。
子供の花粉症で、薬が効かなかったときは、自己都合な判断は絶対にしないでください。
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