自分の精子は本当に元気なのか、濃度は濃いのか薄いのか、気になりませんか?
最近ではスマートフォンと専用のキットで、自分で精子を検査できるキットが販売され、話題になっています。
今回は自宅でできるおすすめ精液検査キットをまとめました。
自宅でできるおすすめ精液検査
Seem
スマートフォンを使った精子セルフチェックアプリです。
あのリクルートが販売している商品です。
専門のキットとアプリを使って、精子の濃度や精子の運動率を観察できます。
国際医療福祉大学病院のリプロプロダクションセンターの岩本医師の臨床研究から開発されました。
使い方のイメージは、こちらの動画をチェックしてみてください。
価格は4980円です。
精子濃度と運動率が計測できるので、基準値と比較すると自分の精子の傾向がわかります。
自宅でできる精液検査でイチオシです。
テンガメンズルーペ
スマートフォンを使った精子セルフチェックアプリです。
あの『TENGA』が販売しています。
専門のキットとアプリを使って、精子の動きを観察できます。
獨協医科大学越谷病院の小堀医師が監修しています。
価格は4回分で1620円とリーズナブルです。
OES 郵送受託サービス
精液量、精子濃度、総精子数、精子正常携帯率を測定し、3営業日で診断結果がでるサービスです。
自分ではなかなか判断しにくいのを、郵送によって専門家による検査結果を知ることができるので、評価が高いキットです。
郵送費も含まれています。
写真つきだと5292円で、写真なしだと3240円です。
断然、写真つきの方が評価が高いので、第三者による検査結果を知りたければ、これはおすすめです。
自宅でできる精液検査の注意点
クリニックの精液検査との比較
クリニックでは『精液検査』以外に、前立腺や精巣を検査する『超音波検査』や、梅毒やクラミジアなどの性感染症を検査する『性病検査』などが加わることがあります。
『精液検査』だけをやってくれるクリニックもありますが、1回5000円~1万円ぐらいします。
精液は、身体の状態などで誤差があるので、精液検査をする場合は、1回だけでなく2回以上するのが一般的です。
クリニックで精液検査をする際は、保険の適用はありません。
どのクリニックもプライバシーの保護の観点から、完全予約制です。
正常な精子の基準値を知っておくべき
それぞれの精液検査のキットに、使い方や判定方法が記載されているので、それで自分の精子の状態をチェックできます。
クリニックでは、WHO(世界保健機構)が定めた基準値を下回っている場合、妊娠しにくいと診断するので、WHOが定めている基準値を知っておけば、自分で状態をチェックできますね。
基準値を下回っていても落ち込まないで
精液測定キットで、思った以上に精子に元気がなかったとしても落ち込まないようにしましょう。
実際に、クリニックで精液検査をした人でも、およそ10%前後の人たちが、何かしらの値が基準値を下回っていると診断されています。
精液検査の結果から対策をしよう
精子は、身体の状態で検査結果に誤差が出ることが確認されています。
WHOが定める正常な精子とは、あくまでも参考値であり、この基準値を下回っているからといって、妊娠成功確率が0%ということではありません。
『妊活』という言葉があるぐらい、原因がわかり対策すれば、精子は元気を取り戻せます。
『精子力』という言葉で表現されていますが、不妊治療で有名な獨協医科大学埼玉医療センターの岡田教授によれば、精子の状態を良くするには、日常生活を見直すことによって改善できることが多いとのことです。
もちろんタバコはやめたほうが良いというのは言うまでもないようですね。
ぜひ自宅で自分で精液チェックをしてみてください。
忙しいビジネスマンは、精子のチェックを自宅で自分でやるのは、おすすめです。