【新しい認知症の治療薬】メマリーの併用や副作用とは

メマリーは2011年に国内で認可された認知症治療薬です。

具体的にどのような効果や副作用があるのでしょうか?

今回は認知症の新しい治療薬のメマリーについてまとめました。

新しい認知症の治療薬

医師4

メマリー(薬品名:メマンチン)

メマリーは、アメリカやヨーロッパでもアルツハイマー型認知症の薬として承認されており、世界82カ国で販売されています。

日本では2011年に認可され発売されるようになりました。

それまで認知症の治療薬というと、1999年に認可されたアリセプトしかありませんでした。

2011年になって、レミニールやイクセロンリバスタッチなどと同じくメマリーも認知症の治療薬として発売され注目されています。製造販売は第一三共株式会社がしています。

メマリーは、肝機能の障害がある人は注意が必要です。現在治療中の病気含め必ず専門医に相談して服用するようにしてください。また勝手な判断で薬の減量や中止をすると、認知症の症状が急にひどくなるといった事例も多くあります。

メマリーは周辺症状に効果が期待できる

アリセプト、レミニール、イクセロンリバスタッチなどの認知症の治療薬は、中核症状に対して効果が期待されていますが、メマリーは認知症の周辺症状に効果が期待されている治療薬です。

他の認知症治療薬とは異なり、神経伝達物質のグルタミン酸の働きを抑える作用があります。

グルタミン酸は、記憶や学習に関わる神経伝達物質ですが、過剰にあると神経細胞を傷つけ死滅させます。

興奮や徘徊などの認知症の周辺症状がある患者に対して、メマリーを併用することで効果があるといわれています。

メマリーは認知症の症状レベルが高度の場合に使われる

メマリーは、アリセプトなどのほかの認知証の治療薬との併用が可能です。また認知症の症状レベルが中度以上のアルツハイマー型認知症であれば、メマリーは使用可能です。

アリセプトをはじめとするドネペジルの効能はメマリーのグルタミン酸の過剰放出の抑制とは異なるため、同じ認知症の治療薬でありながら、併用が可能です。

よってアルツハイマー型認知症が中等度まで進行した頃からメマリーを併用することで、相乗効果が得られるともいわれています。

メマリーの副作用

メマリーの副作用は、眠気がひどくなったり、めまいや立ちくらみ、歩行困難などの副作用が出ることが多くあるようです。

ただし、メマリー服用で最も出やすいめまいの副作用は、服用開始初期に見られる現象で、じきに落ち着くといわれているので、経過観察が重要です。これらは薬の効果や副作用の状況などを専門医と相談していく必要があります。

また、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が副作用として「肝機能障害や黄疸」があると発表しています。

直近3年間の副作用の症例で、肝機能障害、黄疸関連症例が9例あったとのことで少なからずとも注意をする必要があります。

メマリーは症状を遅延させる薬

医師

メマリーは新しい認知症の治療薬ですが、根本的な治療薬ではなく認知症の症状の進行を遅延させる薬です。

副作用の眠気や立ちくらみの他にも、「肝機能障害や黄疸」が報告されていますので、メマリー服用後の経過観察には注意しましょう。

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