花粉症のシーズンに鼻の中が乾くことはありませんか?
もしかしたらあなたは、ドライノーズかもしれません。
ドライアイやドライマウスは知られていますが、ドライノーズは日本ではまだあまり認知されていません。
今回は鼻の中が乾くのはどうしてか?ドライノーズについて紹介します。
ドライノーズとは
ドライノーズとは、鼻の中の鼓膜が乾燥する状態がつずく病気です。
別名、乾燥性鼻炎と呼ばれています。
空気が乾燥してくると鼻の中がカサつき、ムズムズ感を感じ、鼻の中の粘膜が乾燥する状態が続くと、鼻の中に痛みも伴うことがあります。
また症状が進んでしまうと、出血したり、炎症でかゆみが止まらなくなることもあります。
花粉症で鼻の中が乾く原因
花粉症の季節は、空気が乾燥しているので、鼻の中も乾きやすい状態です。
またオフィスなどでエアコンや暖房器具でさらに乾燥状態になると、ドライノーズを引き起こしやすくなります。
またドライノーズに多い原因は、以下があげられます。
花粉症薬の副作用
花粉症の薬は、鼻水やくしゃみを抑える効果がありますが、効果が効き過ぎて、鼻の中をカピカピに乾燥させてしまうことが良くあります。
これによってドライノーズを引き起こすことは非常に多いようです。
脱水症状
冬の乾燥している時期は、水分補給を怠りがちです。この乾燥しやすい時期に、隠れ脱水症状の人は多いようです。
この脱水状態もドライノーズを引き起こす原因といわれています。
シェーグレン症候群
涙などの分泌物が少なくなる病気のシェーグレン症候群もドライノーズを引き起こす原因といわれています。
シェーグレン症候群は、難病としてまだ原因がわかっていないのですが、涙などの分泌物が減少する症状があるので、このような病気が原因でドライノーズになってしまう人もいるようです。
加齢
ホルモンの変化によって、全体的に水分が少なくなったり、身体の一部だけが極度の乾燥になることがあるようです。
ホルモンによる乾燥は、特に女性に多いようです。
花粉症で鼻の中が乾く時の対処法
鼻の中が乾くことでドライノーズを引き起こし、出血、かゆみ、痛みを引き起こしてしまいます。これに花粉症のアレルギーが加わったら、悲惨な状況になりますよね。
これを防ぐためには、できるだけ鼻を乾燥させないように努力しましょう。鼻を乾かさないための対処法を紹介します。
鼻スプレーで加湿する
ネットやドラッグストアでは、ドライノーズスプレーといった鼻を湿らせるものが販売されています。ナザールは花粉症対策にもおすすめです。
鼻が乾燥していると、花粉症だけでなく、インフルエンザや風邪も引き起こしてしまうので、このような鼻スプレーを上手に使いましょう。
ワセリンで保護する
ワセリンは塗ることで、鼻の乾燥を防げるので、鼻の中を加湿して保護できます。また最近では鼻に塗れるクリームも販売しています。
鼻に塗れるワセリンやクリームを上手に使って鼻の中の乾燥を防ぎましょう。
室内を加湿する
ドライノーズを防ぐのに最も有効なのは、室内が乾燥させないことでしょう。これはドライノーズ対策だけでなく、花粉症対策や風邪予防にも言えます。
冬の乾燥しやすい時期は、加湿器を上手に使って、室内を適度に加湿しましょう。
マスクを着用する
マスクを着用すると鼻やのどの乾燥を防ぐことができますので、ドライノーズを防ぐことができます。
保湿効果が高いマスクなどが、販売されていますので、ぜひ購入を検討してみてください。
水分を補給する
ドライノーズを防ぐためには、やはり水分補給が大事です。隠れ脱水症状にならないように、こまめな水分補給をしましょう。
お茶やコーヒーではなく、ミネラルウォーターで水分補給することを意識してください。
まとめ
ドライノーズは、鼻に痛み、出血、かゆみを引き起こす可能性があります。特に花粉症のアレルギーを引き起こしてしまうと、悲惨な状況になってしまうので、できるだけ鼻の中を乾燥させないように注意しましょう。
ワセリンを使ったり、マスクを着用したり、部屋を加湿して、鼻の中をできるだけ花粉からガードしましょう。
ドライノーズが気になるようでしたら、お近くの耳鼻科がある病院で相談することをオススメします。
花粉症は鼻水で鼻にティッシュを詰めたりしたことがありませんか?
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