手足口病は子供の病気と思われていますが、大人には感染しないのでしょうか?
確率は非常に低いものの、手足口病に感染し発症してしまうと子供より重症化します。
今回は手足口病が大人にうつる確率についてまとめました。
大人に手足口病にうつる確率は?
手足口病は大人にも感染します。
手足口病が大人にうつる確率は、0.6%といわれています。
大人の感染は症状が重症化しやすいので注意が必要です。
大人にある手足口病の症状は?
発熱と水泡
2-3日の間、38℃前後の発熱があります。また、手のひらや足のうら、おしりや口周り、口の中(口内炎)や喉の奥などに水泡もできます。
子供の感染はかゆみや痛みはあまりないといわれていますが、大人の感染はかゆみが伴い痛みもひどく足のうらが痛くて歩けないという人もいるぐらいです。
食欲低下
発熱で食欲がなくなるに加えて、おかゆなどの食べやすい食事さえも、喉を通らなくなります。
場合によっては、2-3日は口内炎や喉の痛みのため食べ物を受け付けなくなります。
脱水症状
口内炎や喉の痛みがひどくなると、水分補給さえもできなくなり、脱水症状を引き起こすことがあります。
大人の手足口病は、点滴が必要になることもあります。
下痢や嘔吐
手足口病のウィルスの影響で、激しい下痢や嘔吐が酷くなります。
とくに食べ物を受け付けなくなるので、下痢はさらさらな状態にまで酷くなることが良くあります。
大人の手足口病の治療方法
治療法については手足口病に特効薬はなく、ワクチンや抗ウィルス剤といった特別な治療方法はありません。
安静にして自然に治るのを待つしかありません。
ウィルスの潜在期間は2-10日といわれており、そのうち高熱は3日以内といわれています。
基本的には家族にうつさないように安静にします。手足口病には感染しないように予防することが重要です。
まとめ
いかがでしょうか?手足口病は子供の病気と思われがちですが、大人も感染します。
手足口病が大人にうつる確率は0.6%といわれていますが、子供が感染したら注意しましょう。
大人の手足口病は症状が重症化します。
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