花粉症でコンタクト着用は目が痛いことがありませんか？
違和感を感じて目が痛くなり、何も集中できなることはありませんか？
実はコンタクト着用によって症状が悪化することが多くあります。
今回はコンタクト着用で目が痛い原因と対処方法について解説します。
花粉症のコンタクト着用で目が痛くなる原因
コンタクトが汚れている
コンタクトレンズに花粉が付着してしまっている可能性があります。異物感があったり、目がゴロゴロすることがあります。
コンタクトは、眼球の表面に密着しているのではなく眼球を覆っている涙の薄い膜の上にあるので、涙に花粉が混じってしまうとどうしようもなくなってしまいます。
乾燥してドライアイになっている
仕事でパソコンを使っている方など、デスクワーカーはドライアイになっていることが多いです。
仕事以外に通勤途中や深夜にスマホなどを操作していると、眼球が乾燥してドライアイになっていることから目が痛くなることはあります。
刺激を与えすぎて眼球が傷ついている
花粉症で目をこすってしまったりして充血やアレルギー性結膜炎を引き起こしてしまったら、目を閉じるたびに目に痛みを感じることがあります。
眼球が傷ついてしまったら痛みはひどくなります。
花粉症のコンタクト着用で目が痛い時の対処方法
メガネ着用にする
眼球に刺激を与えないように、花粉の時期はメガネ着用にすることをオススメします。
多くの眼科医もこの方法をオススメするでしょう。眼球を清潔に保つようにし、なるべく刺激を与えないようにしましょう。
コンタクトはワンデーにする
メガネ着用を望まない方で今使っているコンタクトがこすり洗いタイプの方は、この時期だけはワンデーのものに交換してみてはいかがでしょうか？
ワンデーのものにするだけで、異物感や目のゴロゴロ感はなくなることが多いです。目を清潔に保ち、刺激を与えないことが重要です。
コンタクト着用しダテメガネをする
花粉が目に入ってしまうことで、症状が悪化することがほとんどなので、花粉から目を守ることを考えましょう。
ダテメガネは有効な手段です。
目に入る花粉の量が、6分の1に減らせると言われています。
室内が乾燥しないように保湿に心がける
室内が乾燥していると、目が疲れやすくなります。
ドライアイを引き起こしやすくなりますので、加湿器などを使って、できる限り保湿をし乾燥させないようにしましょう。
充分な睡眠で目を休める
目はあなたの想像以上に疲れています。眼球疲労の状態で刺激を与えすぎると、充血や炎症から、失明につながる病気を引き起こします。
睡眠以外でも職場でこまめな休憩を取りホットタオルなどを目の上に置いた状態にするだけで、目の休養になりますので、心がけましょう。
眼科で診てもらう
使用しているコンタクトがあっていない可能性もあります。また角膜や眼球が傷ついてしまっていることも考えられます。症状が悪化する前に眼科医に診てもらいましょう。
またコンタクト着用者用の目薬を処方してもらい、適切な処置をしましょう。ドライアイになっている場合は、できるだけ初期段階で対応することで、症状の悪化を避けることができます。
まとめ
市販の目薬を使いすぎるのは危険です。
コンタクトの種類によっては非常に小さな穴が開いており、眼球に酸素を供給しています。
コンタクト着用者が裸眼用の目薬を使用し続けてしまうことで、この穴を塞ぎ、眼球が酸欠状態になり、失明してしまうということもあるので、自分の判断で市販の目薬を使うのはなるべく避け、眼科医から処方された目薬を指示通りの用量用法を守り使用するようにしてください。
花粉症の時期は目を酷使しがちで眼球疲労もたまりやすい時期です。目が痛くなってしまったら何も集中できなくなってしまいますから、コンタクト着用からメガネ着用に変えるなどしましょう。
目に痛みを感じたら、失明など大きな病気になることもあります。2-3日経っても症状に改善が見られない時は、すぐに眼科に行くようにしましょう。
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