手足口病は子供の病気と思われがちですが、稀に大人にも感染します。
38℃前後の発熱があり普段の生活に大きな影響を与えます。
今回は大人の手足口病の発熱について解説します。
大人の手足口病
大人の発熱は3日以内で下がる
大人の感染は症状が重症化するといわれていますが、発熱は3日を目途に下がっていくでしょう。
もし38℃以上の熱が3日以上続き、水泡が手や足にはなく、口の中や喉に見られるのであれば、もしかしたらヘルパンギーナという別の病気かもしれません。
ヘルパンギーナとはウィルス性の感染症で、6月から8月にかけて患者が多くなることから、夏かぜと思われています。
患者は乳幼児に多いことから、手足口病と間違われることがあります。大人の感染は、熱が39度を超えるなど重症化します。
特効薬はなく自然治癒で治す
手足口病は、特別な治療方法はなく、安静にして自然に治るのを待つしかありません。
ウィルスの潜在期間は2-10日といわれており、そのうち高熱は3日以内といわれています。
もし大人で高熱が3日以上続いてしまったら、ヘルパンギーナなどほかの感染症かもしれません。
内科や耳鼻科で診察してもらいましょう。
まとめ
手足口病の大人の発熱は基本的には熱は3日以内に下がると思われます。
特別な治療がないので、安静にして他人への感染を防いでください。
3日以上38℃以上の熱が続くようであれば、手足口病ではなく、ヘルパンギーナを患っている可能性がありますので、近くの病院で診察してもらうようにしてください。
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