手足口病を患った子供は、あまりかゆみや痛みを感じないようで、逆に手足口病を患ってしまった大人は、猛烈なかゆみと痛みに襲われるようです。
手足口病に感染してしまったら大人はどうすれば良いのでしょうか?
今回は手足口病のかゆみがひどいときの正しい対処法を紹介します。
手足口病とは
手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。
子供を中心に、主に夏に流行します。
日本医師会によると感染者の90%が5歳未満の乳幼児ですが大人も感染します。
また大人が感染すると症状が重症化する病気といわれています。
かゆみがひどいときの正しい対処法
水泡はつぶさないようにする
手足口病は、手のひらや足のうらに2ミリ程度の水泡が発症し人によっては強いかゆみを感じることがあります。
特に大人が手足口病に感染した場合は、かゆみや痛みが強い傾向があります。
手足口病はワクチンや抗ウィルスが開発されてなく、自然治癒させる感染症なので、医師の指示を仰ぎ症状を抑えながら経過を観察して治療します。
水疱にかゆみがある場合はかき壊さないことを注意してください。
水疱の中には手足口病のウイルスが含まれており、水疱が破れた場合は、それが原因で他人に感染する可能性があります。
あまりにも水疱のかゆみや痛みが強い場合は、抗ヒスタミン剤のかゆみ止めを使って炎症を抑えることがあります。
クリームで早期ケアすればかゆみがおさまる
かゆみをすばやく止めるだけでなく、かぶれて傷んだ皮ふをしっかり治し、スレ・ムレ炎症にも作用することで、赤み、ヒリヒリ、腫れぼったいなどの不快な症状もしずめます。
ステロイド剤は含まれていません。水疱のかゆみや痛みが強い場合に使用しましょう。
まとめ
手足口病は自然治癒する病気です。
特効薬はなくワクチンや抗ウィルス剤といった特別な治療方法はありません。
どうしても我慢できないときは、ステロイド剤が含まれていないかゆみ止めを塗り水泡がなくなるのを待ちましょう。
水泡を潰すことは絶対にしてはいけません。
気をつけてくださいね。
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