レビー小体型認知症とは、どのような症状で、どのような対処方法があるのでしょうか?
また小体型認知症は、男性に多いというのは本当なのでしょうか?
レビー小体型認知症についてまとめました。
レビー小体型認知症
レビーは神経細胞に出来る特殊なたんぱく質
レビー小体とは、神経細胞に出来る特殊なたんぱく質のことです。
レビー小体型認知症では、レビー小体が脳にたくさんたまってしまい、レビー小体がたくさんたまっている場所では、神経細胞が壊れてしまい、さらに神経細胞が少なくなってしまいます。
これは、神経伝達物質の1つであるアセチルコリンが、脳内において減少することです。これらによってレビー小体型認知症が引き起こされるといわれています。
レビー小体型認知症の症状
- 幻覚がみられる
- 睡眠障害がある
- 今日が何曜日かわからなくなる
- 季節にあった服装が選べなくなる
- 手足が震え動作が遅くなる
- 猫背になる
- 食べ物が飲み込めなくなる
認知症患者は、突然、「部屋に知らない人がいる」と言い出すことがあります。これは典型的な幻覚です。
否定することなく、ゆっくり話を聞いて安心させてあげてください。
レビー小体型認知症の対応方法
- 否定せず話を聞いてあげて安心させてあげる
- 動作がゆっくりでも焦らせない
認知症患者本人には見えているので、否定してしまうとパニックを起こします。話をゆっくり聞いてあげて安心させ、別の話題に変えてあげるなどしましょう。
また動作がゆっくりでも焦らせると、思わぬケガをすることがあります。突然後ろから声をかけたりするなどはとても危険です。
レビー小体型認知症は男性に多い?
アルツハイマー型認知症は女性の発症率が高いと言われていますが、レビー小体型認知症は、男性の発症が多く女性の約2倍と言われています。
この原因は詳しくはまだ解明されていません。
レビー小体型認知症のまとめ
認知症のレビー小体型認知症は、幻覚が見えたり、睡眠障害があったりと、周囲の人にとってはなかなか理解しにくい病気です。
だからこそレビー小体型認知症をしっかり理解することにより、なるべく早く適切な対応もできます。
レビー小体型認知症と思われる症状があったらまずは専門医に診てもらいなるべく早期の治療をしましょう。
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