床ずれになってしまった場合、病院で何科を受診するのが良いのでしょうか?
今回は、床ずれの治療についてまとめました。
床ずれとは
血行不良による壊死を引き起こす怖い病気
床ずれとは、長期間にわたり同じ体勢で寝たきりになった場合に、身体とベットの接触部分が血行不良になって引き起こされるものをいいます。
その接触部分が血行不良で皮膚が黒ずんで壊死するだけでなく、皮膚に穴が開き筋肉や骨が見えてしまったり、感染症を引き起こす可能性がある怖い病気です。
正式な病名は褥瘡(じょくそう)
床ずれは、正式な病名は『褥瘡』(よみ:じょくそう)といいます。
寝たきりの高齢者に多く発症することが確認されていますが、長時間同じ姿勢で硬いベットに横たわっていれば、40代の人でも発症してしまう可能性はあります。
床ずれの治療は皮膚科
床ずれによる皮膚に異常が確認できた場合は、病院は『皮膚科』で診察してもらいましょう。
皮膚科の医師であれば、患部をしっかり診察してくれ、また外用薬も処方してくれるでしょう。
ただし、床ずれの症状が進行し、外用薬だけで対処できない場合は、入院をすすめられることもあります。
患部に穴があいてしまい筋肉や骨が見えてしまっている場合は、外用薬だけでは治療できません。
また感染症の心配もありますから、医師のアドバイスをしっかり聞いて、なるべく早く対応した方が良いでしょう。
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