水虫の中でも症状がひどい爪水虫になってしまうと、市販の塗り薬では薬の成分が患部まで届きません。
爪水虫の場合は、専門の皮膚科で飲み薬を処方してもらって治療しますが、この水虫の飲み薬には副作用があります。
水虫の飲み薬は、妊婦や子供は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
今回は、水虫の飲み薬の効果と副作用についてまとめました。
水虫の飲み薬の効果と副作用
カビを殺菌する成分が含まれる
飲み薬は主に小腸で吸収されて、肝臓や心臓などを通って体中に張り巡らされている血管に届きます。
そして血液の流れによって患部まで運ばれ、薬の効果が出てくるという仕組みになります。
つまり身体全体に薬の成分が行き渡り、薬効果を発揮します。
水虫の飲み薬は、水虫菌というカビを体内で殺菌する作用がある成分が含まれています。
爪についても、血液を通じて患部に有効成分が行き渡り、水虫菌を殺菌する効果をもたらしています。
爪そのものには血管はないのですが、爪を作っている「爪母」や、爪と皮膚の間にあたる「爪床」には血管が通っているため、ちゃんと飲み薬の効果があります。
爪に感染した水虫菌を殺菌する効果がありますが、「肝機能」や「消化器系」に、副作用がみられるので注意が必要です。
副作用があるので病院で処方してもらう
- 胃部不快感
- 下痢
- 吐き気
- 腹痛
- 胃部膨満感
- めまい
- 頭痛
- 食欲不振
- 味覚異常
水虫の飲み薬は強い成分のため、何も知らずに服用すると、取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。
水虫の治療で、飲み薬を服用する際には、必ず病院で検査をします。
また副作用の懸念がある肝臓は、自覚症状が出にくいため、治療期間は定期的な血液検査を実施します。
水虫の飲み薬を服用できない人
肝機能障害がある人
水虫の飲み薬は、肝機能に問題があったり、過去に肝臓系の治療を受けたことがある人は、副作用の危険性が高くなるので、処方されません。
肝機能障害がある人は、皮膚科でしっかりと相談しましょう。
妊娠している人
妊娠中や妊娠の可能性がある人も、水虫の飲み薬は処方されません。
水虫の飲み薬は、強い薬なので、胎児への影響が懸念されています。
妊娠しているかもしれない人は、必ず皮膚科で相談してください。
高齢者
水虫の飲み薬は、非常に強い薬で、気づかぬうちに副作用が出ることがあります。
高齢者は、頭痛やめまいといった、副作用が確認しづらく、水虫の飲み薬の処方を慎重になる傾向があります。
皮膚科の専門医の判断で、水虫の飲み薬を処方されますが、高齢者の場合は、血液検査を十分にしてから処方を検討されます。
クリームを使うのも検討してみて
水虫で飲み薬を服用するのは、爪に水虫が感染した場合が非常に多いです。
飲み薬は副作用の心配があるので、できるだけ避けてクリームがおすすめです。
わたしがおすすめするクリームは、クリアネイルショットというものです。
ボロボロになってしまった足の爪を柔らかくし、悩みのタネに働きかけ、爪を保湿しながらケアしてくれるクリームです。
クリアネイルショットは爪に浸透することに特化しています。
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水虫の飲み薬は、処方されたら、用量用法をしっかり守って正しく服用してください。
副作用が心配な人は、クリアネイルショットを検討してみてください。
水虫は早めのケアがとても大事です。
近所の皮膚科や、水虫対策のクリームでなるべく早くケアしましょう。