「めまい」と「ふらつき」と「立ちくらみ」は、それぞれ疲労や病気と関係ありそうな言葉ですが、その違いをしっかりと理解している人は少ないです。
今回はめまい・ふらつき・立ちくらみの違いをまとめました。
めまい
めまいは身体のバランスがとりにくくなる現象のことです。
めまいは立っていても、横たわっていても起きます。
症状としては、自分の身体がグルグル回っている、自分の身体がふわふわ浮いたように感じるなど、めまいの中にもいくつかの症状があります。
めまいと関係がある病気
- 動脈循環不全
- 脳卒中・脳梗塞・脳出血
- 前庭神経炎
- メニエール病
- 突発性難聴
- 聴神経腫瘍
- 自律神経失調症
ふらつき
ふらつきは、足元がフラフラし平衡感覚がとりにくくなる現象のことです。
立っている状態で起きます。
ふらつきと関係がある病気
- 脳梗塞
- メニエール病
- 低血圧症
- 更年期障害
- 自律神経失調症
立ちくらみ
立ちくらみは、座っている状態から立ち上がる時に、身体のバランスがとりにくくなる現象のことです。
立ちくらみと関係がある病気
- 低血圧
- 貧血
- 自律神経失調症
まとめ
めまいは、身体の姿勢にかかわらず起きるもので、ふらつきは、立ち上がっている状態で起きます。
立ちくらみは、座っている状態から立ち上がった時に引き起こされます。
ふらつきはお酒を飲みすぎた酔っ払いに起こります。
立ちくらみが起こってふらつき、倒れ込んだままめまいが続くということもあります。
病院で自分の症状を伝えるときなど、適切な言葉を使えると医師とのコミュニケーションミスがなくなります。
この違いを覚えておいておきましょう。
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