猫背を治すために簡単にできるストレッチをやりましょう。
寝る前や寝起きに『寝ながら』できるストレッチを紹介します。
ぜひ試してみてください。
寝ながらできるうつ伏せ猫背対策ストレッチ
猫背に効果がある上体そらしのやり方
- うつ伏せの状態で、ひざをしっかり伸ばします。
- 呼吸を整えます。深呼吸をしたあと、息をすべて吐き出します。
- 脇横に手をついて上半身を起き上がらせます。この時にゆっくり息を吸いながら、ゆっくりと起き上がるようにします。
- 両ひじがまっすぐ伸びている状態で、胸を張ります。下半身は床についています。目線はなるべく上を見るようにします。
- これ以上息を吸えないところまできたら、今度はゆっくり息を吐き出しながら、起き上がらせておいた上半身をゆっくり戻します。
- 戻すときは胸を張りながら、ゆっくり戻します。目安は10秒以上の時間を使って、ゆっくり戻します。。
- 一番はじめの状態に戻ります。また呼吸を整えてから、息をすべて吐き出しながら繰り返します。
上体そらしのポイント
5セットやるだけです。
目安は2~3分でできてしまいますので簡単です。
ポイントはゆっくりやるということです。
呼吸をゆっくりして、動きもゆっくりして、上半身をそらせるという動作を繰り返します。
この上体そらしストレッチをやったあとは、背筋が伸びたような開放感と、呼吸が整い深呼吸がしやすい状態になっているはずです。
痛みは伴いません。もし上半身を起き上がらせたときに、腰や背中に痛みを感じることがあれば、両ひじを伸ばすのではなくちょっと曲げた状態で構いません。
ただし胸を張ることと、息をゆっくり吸いながらやるということを忘れないようにしてください。
寝ながらできるあおむけストレッチ
猫背に効果があるお尻あげストレッチのやり方
- 仰向けの状態で、両手は身体から20センチぐらい横に開いて手のひらを床につけます。ひざをたてて足のうらを床につけます
- 呼吸を整えます。深呼吸をしたあと、息をすべて吐き出します。
- お尻を上いあげます。この時にゆっくり息を吸いながら、ゆっくりとお尻をあげます。首の付け根と両肩、両手、両ひじ、両足で身体を支えます。
- 両ももが床と平行になるように、お尻をゆっくり持ち上げます。この時にお尻に力をいれて、できるだけ胸を張るようにします。この時に、両肩や両ひじは床についていますが、背中は宙に浮いている状態になります。
- これ以上息を吸えないところまできたら、今度はゆっくり息を吐き出しながら、お尻をゆっくり床に戻します。
- 戻すときは胸を張り、足のうらは床についている状態で、ゆっくり戻します。目安は6秒以上の時間を使います。。
- 一番はじめの状態に戻ります。また呼吸を整えてから、息をすべて吐き出しながら繰り返します。
お尻あげのポイント
これを5セットやるだけです。
このストレッチも2~3分でできてしまいますので簡単です。
ポイントはゆっくりやるということです。
あまり多くの回数をやるのではなく、毎日やれるようにしましょう。
このお尻あげストレッチをやったあとは、腰と背中の部分がスッキリし、また深呼吸がしやすい状態になっているはずです。このストレッチも痛みは伴いません。
ただし首の付け根に負担がかかることがあるので注意してください。
この黄色いTシャツの女性のようなバランスが取れている状態にすることが難しい場合は、先ほど紹介した上体そらしストレッチをやってみてください。
このストレッチも寝る前にやることで、質の良い睡眠が期待できます。
このストレッチは、猫背対策だけではないので、ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
こんなに簡単なストレッチなら、『寝ながら』簡単にできてしまいますよね。しかも質の良い睡眠が期待できるのであれば、なおさらやる気になりますよね。
猫背で集中が続かなかったり、疲れやすくなっている人は、ぜひとも試してもらいたいです。
わたしは猫背の治療院でこのストレッチを指導いただき、3ヶ月やり続け、椅子に座っていたときに感じていた疲労感がなくなってきました。
参考:【体験談】猫背を矯正するために通った整体
猫背に悩んでいる人には、今回紹介したストレッチはおすすめです。
ぜひ猫背が気になる人は、こちらにも猫背対策を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
腰が弱い方は注意しながらやってください。もし腰に負担がかかりすぎると思ったら、次に紹介する仰向けのストレッチに挑戦することをおすすめします。
寝る前にこのストレッチをすることで、質の良い睡眠も期待できますので、猫背対策だけではないのもいいですよね。ぜひ挑戦してみてください。