7月の下旬に毎年流行する「手足口病」は、子供の夏風邪といわれるぐらい流行します。
手足口病のウィルスは感染力が強いのですが、もし感染してしまったらどうしたら良いのか悩みますよね。
今回は子供の手足口病に感染してしまった時に使うべき市販薬を紹介します。
手足口病に特効薬はない
手足口病は、喉、口の中、唇、手、足に水疱性の発疹が出るウイルスの感染によって起こる感染症です。
病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71、コクサッキーウイルスA10です。
これらウィルスに特効薬や、ワクチンなどの治療はなく自然治癒するのを待つしかありません。
感染経路は、よだれや分泌物、せき、接触などで、この病気にかかりやすい乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは集団感染が起こりやすいため注意が必要です。
子供に使える市販薬
口内炎の薬
口の中に水泡の炎症ができると、食欲不振や脱水症状を引き起こします。特に小さい子供は食べなくなってしまうので、口内炎の症状を抑えることが大切です。
症状が軽い場合はイソジンうがい薬による消毒を、症状が重い場合には口内炎治療薬を使い、口内の痛みを鎮めてあげましょう。
子供でも使えます。
皮膚のかゆみの薬
手足口病でかゆみや痛みを感じるのは、大人の患者が多いですが、子供もかいてしまう可能性があります。
水泡を潰してしまうと、水泡の液体はウィルスがあるので、感染してしまいますから潰すことがないように見守りましょう。
かゆみを伴う皮膚の水疱に対しては、炎症を抑えるための抗ヒスタミン剤を使っても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?手足口病には、特効薬やワクチンや抗ウィルス剤といった特別な治療方法がないからこそ予防が大事です。
感染を拡大させないように注意してください。
また感染してしまった場合でも症状は1週間程度で治まると思いますが、できるだけ症状を悪化させないように子供でも使える市販薬を使って早めにケアしてください。
コメントを残す