朝にめまいや頭痛でつらいと思う人は、このような症状はないですか?
- 朝の目覚めがグルグルとした回転性のめまいで起き上がれない。
- がんばって起きても頭に何か締めつけられたような頭痛や吐き気がする。
- 出勤時間ギリギリまでめまいや頭痛がひどくて会社に行ける状態じゃない。
このような症状を感じた人は、もしかしたら起立性低血圧、メニエール病、自律神経失調症かもしれません。
今回は起立性低血圧、メニエール病、自律神経失調症における、朝の頭痛・吐き気・めまいの対処法を紹介します。
朝のめまいや頭痛がつらい原因
起立性低血圧
一晩横たわっていた身体で、寝返りなどがうまくうてていないと、一箇所に血液が溜まってしまう現象が引き起こされ、急激に起き上がると脳に十分な酸素が行き渡らず、フラフラと目眩を感じることがあります。
これは起立性低血圧と呼ばれる病気です。これは低血圧や高血圧はあまり関係ありません。
メニエール病
寝起きでもグルグルする回転性めまいに襲われ、人によっては吐き気や頭痛の症状が起きることがあります。
これはメニエール病の可能性が高いです。
メニエール病を患う人は、先進国に生活する人に多く、発展途上国の人には少ないことから、ストレスがこの病気の発症に関係していると考えられています。
自律神経失調症
朝起きてふわふわした浮動性のめまいや頭痛で悩まされ、ベットから動けなくなる人がいます。
自律神経失調症の症状は、めまいだけではなく、頭痛や倦怠感などいろいろあります。
朝の頭痛やめまいの対処方法
ゆっくり起き上がる
起立性低血圧の場合は、横たわったまま、背伸びをしたり、腕を上に持ち上げグーパーしてから、ゆっくり起き上がれば、めまいは改善されるでしょう。
また血行が良くない可能性があり、貧血気味かもしれませんので、鉄分やビタミンEなどの栄養をバランスよく食べるよう意識しましょう。
病院で診察してもらう
朝、めまいや頭痛でつらいという症状のほとんどの人が、ストレスが原因と考えられます。
メニエール病や自律神経失調症は、まさしくストレスが原因で引き起こされる症状といわれていますので、何度か朝のめまいに悩まされるようであれば、耳鼻科か心療内科で診察してもらいましょう。
まとめ
朝目覚めたら、急に起き上がるのではなく、ゆっくり身体を起こすようにしましょう。
メニエール病や自律神経失調症は、正確な診断が難しくまた治療も長期になることが多いです。
疲れやストレスで、朝起き上がれなかったり、日常生活に支障がではじめたら、なるべく早く医師に相談しましょう。
朝がつらくなると、疲れ安くなったり、また睡眠障害を引き起こし不眠になったりします。
ひどくなればなるほど、つらい思いをすることになってしまうので、自分ひとりで考え込まないようにしてくださいね。
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