独居の認知症患者が薬の飲み忘れを防ぐ管理方法

薬

認知症でご家族が頭を悩ませるトラブルのひとつが薬の管理です。なかでも一番多いのが薬の飲み忘れです。

同居している家族も仕事をしていて常に家に居ることができない場合、薬の管理方法の工夫が必要です。現役の介護ヘルパーもいろいろ工夫をしています。

今回は認知症患者のための薬の管理方法について紹介します。

独居の認知症患者にあるトラブル

認知症患者の薬の服用管理は、独居だと非常に難しい問題です。家族と同居している場合でも、昼間は仕事で家に居ない場合は、同じように服用がしっかりできないことがあります。

薬を飲んだフリをして、実は飲まないケースがある

認知症患者の10%前後が、薬の服用を拒否することがあるといわれています。

こういう認知症患者の場合は、薬を飲まずにどこかに隠してしまったり、飲んだフリをして隠れて吐き出してしまうこともあります。

このような場合、「薬はしっかり飲めましたか?」と聞いても、「しっかり飲みました!」とウソをついてしまいます。

薬の過剰に飲んでしまう

認知症患者は薬を飲もうと思っても、自分が飲まなければならない量がわからなくなってしまい、2錠飲むべきところを4錠飲んでしまうなど、過剰摂取してしまうことがあります。

また逆に飲まなければならない量を飲めないこともあります。

薬の摂取量を誤ると思わぬ副作用が引き起こされますので注意が必要です。

認知症患者の薬の管理方法のコツ

お薬カレンダーをつかう

実際にカレンダーにペンで飲む薬を書いておいても、うまくいかない事が多いです。通販で購入できるようなお薬カレンダーを使うと、改善され薬の管理がしやすくなります。

お薬カレンダーを使い、薬を1包づつ小分けしてあげて、飲み終わったらその小さな袋をこのお薬カレンダーに戻して、薬をしっかり飲んでいる証拠を作ることで改善が期待できます。

飲み終えた薬の袋を管理する

薬を飲んだあとの薬の袋を捨てずにとっておくと、薬を飲んでいる証拠として家族や介護ヘルパーが確認できます。お薬カレンダーをつかっていたらさらに効果は期待できます。

認知症患者との信頼関係が構築できていれば、比較的に簡単にできる方法です。

デジタル電波時計をお薬カレンダー近くに置く

普通の壁掛け時計では、日付や曜日がわからなくなってしまうことがあります。

これを防ぐために、日付と曜日が大きく表示されるデジタル電波時計をお薬カレンダー近くに置くと改善が期待できます。

実際に普通の壁掛け時計を使っている認知症患者は、今日は何曜日だっけ?今日は何月何日だっけ?とわからなくなってしまう人は多いですから、購入をおすすめします。

薬の時間に電話をして薬を飲むようにお願いする

認知症患者はウッカリ忘れてしまうので、薬の飲む時間に電話をしてあげて、薬を飲むようお願いするのも有効な方法です。

護ヘルパーにその時間に自宅に訪問してもらって、薬を飲むようお願いするのもひとつの手段です。

複数種類の薬はなるべく1包化

薬がバラバラだと認知症患者はわからなくなってしまうので、可能であれば複数種類の薬は、小分けの袋で1包にしてあげて、飲みやすくしてあげることは有効な手段です。

薬を飲まなかったり、飲んだりして薬代が無駄になるくらいなら、このような工夫でしっかり管理してあげたほうが良いでしょう。

独居の認知症患者が薬の飲み忘れを防ぐ管理方法のまとめ

医師

「薬の服用がしっかりできない。」ということはよくあることです。あまり悩まないでください。

もしうまくいかない場合は、介護ヘルパーさんや薬剤師さんに相談してみましょう。絶対にうまくいくという方法はなく、認知症患者それぞれにあわせて対応していく必要があります。

認知症患者の特徴やクセを考えながら、良い方法を探しましょう。もし同じようなケースで悩まれていたら、今回紹介した方法をぜひ一度試してみてください。

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