皮膚科で検査結果、水虫と診断されると稀に『ゼフナート』が処方されることがあります。
ゼフナートにはどのような効果があって、どのような副作用があるのでしょうか?
今回は『ゼフナート』について、皮膚科の現役医師に効果や副作用などを聞いてきたものをまとめました。
ゼフナートとは
『ゼフナート』は水虫の原因菌『白癬菌』を殺菌する効果がある塗り薬です。
ゼフナートの有効成分
ゼフナートには、水虫の原因菌に対して、『リラナフタート』という有効な成分が含まれています。
ゼフナートの効果
ゼフナートには、水虫の原因といわれる『白癬菌』を殺菌する効果があります。
よって、水虫の処方薬としては、『ラミシール』の方が認知度も高く汎用性もあります。
他の水虫処方薬との比較
水虫の原因に効果がある他の塗り薬には『ゼフナート』以外にも、『ラミシール』『ルリコン』『メタックス』などがあります。
これら『ラミシール』『ルリコン』『メタックス』との違いは、白癬菌の殺菌効果や副作用において、そんなに大きな差はありません。
特にラミシールは、皮膚科の医師の認知度が高く、水虫患者に処方されることが多い処方薬です。
『ゼフナート』と『ラミシール』を比較すると、白癬菌の殺菌作用や副作用のリスクはほとんど変わらず、皮膚科医師の認知度が違うくらいです。
ラミシールには、白癬菌以外にガンジダ菌への殺菌効果も確認されていますが、ゼフナートには白癬菌以外の菌の殺菌効果はありません。
ですから、ゼフナートも白癬菌を殺菌する効果が十分期待できる処方薬です。
皮膚科の医師がラミシールを支持する理由
白癬菌の殺菌効果や副作用のリスクは、ゼフナートやラミシールなどではそんなに違うわけでもないのに、『ラミシール』がもっとも処方される可能性について、教えていただきました。
- ラミシールは、水虫以外の菌(ガンジダ菌)など幅広い症状にも使用できる
- ラミシールは比較的安心して処方できるという認知度の高さ
以上の理由から、水虫の治療には、『ラミシール』が使われることが多いようです。
つまり『ラミシール』がほかの処方薬よりとても優れているわけではなく、医師によっては『ゼフナート』を処方することも十分考えられ、それは問題ないということでした。
ゼフナートの副作用
ゼフナートの副作用は、まったくないわけではありませんが、塗り薬のため影響範囲は限定的です。
重度の副作用は報告されておらず、『かゆみ』『接触性皮膚炎』『赤み』が稀に発生することがあるとのことです。
もし副作用があった場合は、ゼフナートの使用をただちに止めてください。
皮膚科の医師は、ゼフナート以外の処方薬を処方するでしょう。
候補としては、『ラミシール』『ルリコン』『メタックス』などです。
これは接触皮膚炎の画像です。わたしの足です。
塗り薬は、実際に使ってみないと、医師も判断がつかないことが多いそうです。
ゼフナートの特徴
ゼフナートの特徴をまとめました。
- 水虫の原因の『白癬菌』を殺菌する効果がある
- 1日1回の塗布で効果が長時間持続する
- 患部に塗るだけなので、副作用の範囲は限定的
- 他の類似処方薬と比較すると、白癬菌の殺菌効果や副作用のリスクはあまり変わらない
- ラミシールがあわないと判断された患者に、ゼフナートを処方することがある
ゼフナートがおすすめの人
ゼフナートは、水虫の原因菌の白癬菌に感染している人におすすめです。
皮膚科で検査結果、患部に『白癬菌』がいることが認められた場合は、白癬菌を殺菌する効果がある薬(真菌薬)を使用する必要があり、最も有名なものは『ラミシール』です。
皮膚科の医師の判断で、稀にラミシールが合わないと判断された場合は、ゼフナートを処方してもらうことがあります。
ゼフナート処方薬の値段
ゼフナートの処方薬は、皮膚科で処方される場合は、保険適用のため3割の値段で購入することができます。
だいたい1本300円です。
ゼフナートは、ドラッグストアなどで市販はされていません。
水虫におすすめのクリーム
爪の悩みならクリアネイルショット
爪がボロボロになってしまった場合は、市販薬ではなかなか対処できません。
爪がボロボロになってしまったら、完治までには、6ヶ月以上かかります。
爪がボロボロになってしまったら、皮膚科で飲み薬を処方してもらうか、ネットで評判の クリアネイルショット がおすすめです。
クリアネイルショットは浸透力が強いクリームで、水虫の感染拡大を防ぐことができるのでおすすめです。
足の皮膚の悩みならクリアフットヴェール
足の指の間や、足の裏がグジュグジュしたりカサカサしていた場合は、足の指が水虫に感染している可能性が高いです。
足の皮膚部分にグジュグジュやカサカサがあったら、できるだけ早く対処しましょう。
わたしの場合ですが、薬用石鹸できれいに患部を洗い クリアフットヴェール を毎日塗っていたら、症状は良くなりました。
まとめ
ゼフナートがあわない時は、ラミシールなどを検討した方が良いですが、
一番良い方法は、医師にしっかり診断してもらうことですね。
ただどうしても皮膚科に行くことができないなら、症状にあわせておすすめのクリームで対処してみてください。
爪までボロボロになっているなら クリアネイルショット がおすすめです。
わたしの場合は、足の指だったので クリアフットヴェール が良かったです。
ゼフナートの副作用で、とくに足に強烈なかゆみがあったら、ぜひ参考にしてくださいね。
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