赤ちゃんにも水虫ってできるのでしょうか?
赤ちゃんの手足に水疱ができたら、水虫を疑った方が良いかもしれません。
今回は、赤ちゃんの水虫についてまとめました。
赤ちゃんの水虫
赤ちゃんでも水虫には感染する
赤ちゃんにも水虫に感染します。
症状は実は大人とあまり変わりません。
「かゆみ」や「水ぶくれ」や「皮がむける」といった症状がみられます。
水虫とはカビの一種である白癬菌が、足の指や足の裏など皮膚に感染することにより炎症がおきる症状です。
しっかり検査することが大切
大人であれば、そこまで神経質になることなく、皮膚科で処方されたクリームを塗って、患部を清潔にしておけば良いですが、赤ちゃんの場合はそうはいきません。
水虫の原因である『白癬菌』は、足に感染すれば『水虫』ですが、手に感染すれば『ぜにたむし』です。
頭部に感染すれば『しらくも』と呼ばれ、股間に感染すれば『いんきんたむし』と呼ばれます。
自己判断せず、小児科か皮膚科でしっかり診察し、検査をしましょう。
水虫と似ている症状
汗疱性湿疹
汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)とは、暖かい時期になると手足に水ぶくれや、かゆみが生じる、『手足にできる皮膚の病気』です。
汗疱状湿疹は、自分の汗が原因で湿疹ができます。
水虫とは見た目が良く似ているので、間違えやすいです。
汗疱状湿疹には原因となる菌がないため、感染はしません。
治療は難しいといわれており、高温多湿をさけて清潔にすることが大事です。
接触性皮膚炎
接触性皮膚炎(せっしょくせい皮膚炎)とは、何らかの外的刺激が肌に接触することで発生する『皮膚の炎症』です。
外的刺激とは、個人差がありますが多いのは『金属アレルギー』です。
水虫とは見た目が良く似ているので、間違えやすいです。
ブツブツの湿疹ができ、かゆみがありますが、感染はしません。
原因となる外的刺激は、アレルギーとも言われますが、その原因アレルギーに触れないようにすることが大事です。
自己判断せず、病院で診てもらいましょう。
水虫の原因である『白癬菌』が身体に付着し、繁殖すると、年齢や性別は関係ありません。