水虫のケアのつもりが、逆効果で症状が悪化していることがあります。
実際に、水虫で悩んでいる人ならやりかねません。
水虫が悪化してしまうので、ぜひチェックしてください。
水虫が悪化してしまう間違ったケア
除菌効果のあるファブリーズを水虫患部に噴射する
｢ファブリーズ｣には水虫も殺菌する塩化ベンザルコニウムという成分が含まれているので、殺菌と消臭ができるということで直接水虫患部に噴射したら効果がありそうですがダメです。
これは足に直接吹きかけても殺菌できる水虫菌はごく一部で、逆にファブリーズに含まれる化学薬品が弱った皮膚に付着し、化学物質過敏症の危険が増すだけで、治療にはなりません。
お風呂でゴシゴシ洗う
水虫の患部を清潔にするために、石鹸を泡立ててボディタオルでゴシゴシした方が水虫菌を洗い流せるように感じますが、これは患部を傷つけるだけで逆効果です。
洗い流しやすい石鹸を充分に泡立てて、手でやさしくマッサージする感じが良いです。
かゆくてゴシゴシしたくなる気持ちは分かりますが、泡でそっとなでるぐらいにしましょう。
ドライヤーで水虫患部を乾かして殺菌する
水虫患部は通気性をよくしてなるべく乾燥させるのが良いです。
お風呂あがりに患部を乾かす目的でドライヤーを使うことは良いのですが、水虫菌を殺菌させようと熱風を当て続けるのは逆効果です。
お風呂あがりは皮膚の表面にある水虫菌は洗い流せており、皮膚の奥にある水虫菌を死滅させようとしたら、患部を火傷するくらい熱風を当て続けなければなりません。
お風呂あがりの水気を乾かす程度ならドライヤーは良いですが、殺菌にはならないので注意しましょう。
寝るときに5本指ソックスを履く
水虫菌は高温多湿の環境だと増殖します。
大人が一晩眠ると足の裏からコップ1杯程度の汗をかくことがあるといわれていますので、ソックスを履いて寝てしまうと、足が蒸れて水虫菌を増殖させてしまいますから逆効果です。
水虫の患部はできるだけ通気性と清潔を保った方がいいので、睡眠時は裸足になりましょう。
水虫の時は、裸足で寝るのが一番おすすめです。
正しいケアがとても大事
足のかゆみがつらかったら、ネットで評判のクリアフットヴェールがおすすめです。
間違ったケアは症状を悪化させてしまいますよ。
みなさん、正しいケアをしてくださいね。
