中耳炎の原因は、ヘッドホン?
中耳炎になったけど、ヘッドホンやイヤホンはしても大丈夫?
このページでは、中耳炎とヘッドホンの関係についてついてご紹介します。
中耳炎になってしまう原因
中耳炎は、喉や鼻の風邪などをきっかけに増えた菌が耳管(耳の管)を通って中耳に到着することで発症します。
通常は、鼻から菌が入ることによって起こります。
お風呂やプールなどで耳から水が入ったり、耳から菌が入ったりして中耳炎になることはありません。
ただし、鼓膜に穴が空いていた場合は、外耳から中耳に菌が入り、中耳炎になることもあります。
鼓膜に穴が空いているかどうか心配な場合は、耳鼻科で検査をしてもらいましょう。
耳管が短く太く、傾きも水平に近い子供は、鼻や喉の風邪になるたびに菌が中耳に入り、中耳炎になることもあります。
子供の場合、あまり痛がらず、耳だれが出て初めて気づくこともあります。
小学校に上がるくらいまでは、風邪をひいた時には、中耳炎になっているかもと考え、耳鼻科にもかかることをおすすめします。
中耳炎の原因はヘッドホンではない!?
上記の通り、中耳炎の原因は、鼻から耳に菌が入ることです。
ヘッドホンが原因で中耳炎になることはありません。
ただし、中耳炎で耳だれが出ている場合は、鼓膜が破れているので、ヘッドホンの利用は控えるのが無難です。
鼓膜が破れている状態でヘッドホンを利用すると、難聴になってしまう可能性もあります。
これは、急性音響性難聴といい、別名ヘッドホン難聴とも言われます。
炎症がある場合はイヤホンやヘッドホンは気をつけて
また、耳だれが原因で外耳道湿疹を発症している場合、イヤホンで刺激することにより炎症がひどくなったり、治りにくくなりますので、利用しないことが完治への近道です。
まとめ
今回は、中耳炎とヘッドホンの関係性についてご紹介しました。
結論しては、ヘッドホンは中耳炎の原因にはなりません。
ただし、ヘッドホンのしすぎは急性音響性難聴を引き起こしたり、耳の健康のためにはよくありません。
ヘッドホンを利用の際は、利用頻度を抑え、適切な音量でときどき休憩を挟みつつ長時間利用しないようにしましょう。
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