花粉症の時期の鼻づまりは本当に大変ですよね。
ティッシュがないと生きていけない、あのつらい症状を回避したいとみんなが思うでしょう。
そんな人には、市販でも販売されている鼻スプレーがおすすめです。
この記事では、花粉症の鼻づまりにおすすめの薬をまとめました。
花粉症の鼻がつまる原因と対応策
花粉によるアレルギー反応はヒスタミンが原因
花粉症のアレルギーは、鼻の粘膜に花粉が付着することで、身体がアレルギー反応を起こします。
この時にヒスタミンという成分が分泌され、これがキッカケで鼻水などで洗い流そうとします。
つまり、ヒスタミンが分泌され続けることで、鼻水が止まらなくなり、鼻づまりを起すのです。
鼻づまりを緩和する対応策
鼻の粘膜を清潔に保つために、鼻スプレーは非常に有効な手段です。
花粉を洗い流すと同時に炎症を抑える効果があるので、有効に使用しましょう。
ただ、いろいろな種類の薬があります。
第一世代の抗ヒスタミン薬は、眠気に襲われるといわれています。
第二世代の抗ヒスタミン薬はそういった副作用が少なくなっているにもかかわらず、アレルギー反応を抑えるのでおすすめです。
また血管収縮剤が含まれている薬は即効性もあり効果もあるのですが、持続性がありません。
ただし頻繁に使ってしまうと、蓄膿症などを患うケースがあります。
できるだけ血管収縮剤が含まれていないものをおすすめしたいのですが、花粉症の症状がひどいときには、そんなことを言っている余裕などないと思いますので、用量用法はしっかり守るということは覚えておいてください。
花粉症鼻づまりにおすすめの鼻スプレー
パブロン点鼻
スプレー式パブロン点鼻は霧状の微粒子が鼻の奥深くまで均一に広がり、有効成分のナファゾリン塩酸塩や、クロルフェニラミンマレイン酸塩がすばやく作用し鼻粘膜の炎症をおさえて鼻づまり等を改善します。
急な鼻づまりやアレルギー性鼻炎に、細かい粒子が鼻の奥まで素早く浸透し、鼻水、鼻づまりくしゃみ、頭重を解消してくれます。
ザジテンＡＬ鼻炎スプレーα
ザジテンＡＬ鼻炎スプレーαはケトチフェンフマル酸塩を配合したアレルギー専用点鼻薬です。
効果は第二世代のヒスタミン薬が含まれているので即効性もあり抗炎症作用も強いです。血管収縮剤は含まれていません。
ナザールAR
ベクロメタゾンプロピオン酸エステルというステロイド剤が配合された点鼻薬です。
鼻腔内のうっ血や炎症を抑え、鼻の通りをよくします。
こちらは医療用としても出される成分であり、また直接鼻腔内に噴霧するタイプのステロイドは、副作用が少なく比較的安心して使用することができます。
花粉症鼻づまりにおすすめの飲み薬
アレジオン
アレジオンは、第二世代の抗ヒスタミン成分に分類されるエピナスチン塩酸塩を配合したアレルギー専用の鼻炎症状改善薬です。
1回1錠で効き目が続きますので、花粉症の飲み薬の中でも、最も持続性が高く、コストパフォーマンスに優れています。
アレグラFX
アレグラも、アレジオンと同じく第二世代の抗ヒスタミン薬です。
眠気や集中力といった副作用に悩まされている場合は、アレグラがいちばん副作用が少ないのでおすすめです。
つまり、1日2回の服用なので、持続性で選ぶなら、アレジオンの方がおすすめです。
コンタック600ファースト
アレジオンやアレグラと同様に｢第二世代｣の抗ヒスタミン薬ですが、やや眠気はこちらの方が眠気を感じる可能性はあるかもしれません。
症状の早い時期からおすすめです。また、1日1錠という点もポイントです。症状が酷くなる前に服用を始める事をおすすめします。
鼻づまりには市販薬を上手に服用しよう
花粉症によるひどい鼻づまりの症状が出てしまったら、まずはその症状を抑えるために鼻スプレーで花粉を洗い流し炎症を抑え鼻のとおりを良くすることを優先させましょう。
また、飲み薬もうまく使うことで、つらい鼻づまりをおさえることができます。
アレルギー反応が出る前に、鼻スプレーと飲み薬をうまく使うことが、おすすめですよ！
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