猫背は思春期の猫背は身長にも影響があるといわれています。
身長を伸ばしたい人にとっては猫背は致命的ですから改善しましょう。
今回は背を高くするストレッチを紹介します。
猫背を改善するだけで身長は伸びる
背中が丸まっていると身長が縮んでしまいます。猫背とそうでない人は3センチほど身長の差が出ていると言われています。
猫背にならないように普段の生活から意識し、ストレッチなどで猫背の予防を心がけましょう。
もしあなたが思春期であればまだ猫背は治ります。大人になってから治す方が難しくなります。猫背を改善し身体の成長を阻害する要因を排除しましょう。
1. 肩甲骨ストレッチ
やり方
- 立ちあがり、正しい姿勢を心がけます。
- 呼吸を整えます。深呼吸をしたあと、息をすべて吐き出します。
- 両手を胸の前で合わせます
- 両ひじがまっすぐ伸びている状態で、そのまま両手を頭の上に移動させます。この時に息をゆっくり吸いながら胸を張ります。そしておへそに力を入れます。
- 頭の上で手をあわせ続け、10秒静止します。
- この時に背筋を伸ばし肩甲骨を引き寄せるようにするとより効果的です。
- 頭の上であわせ続けた手を胸の前にゆっくり戻します。この時に肺にある息をすべて吐き出します。
- 一番はじめの状態に戻ります。また呼吸を整えてから、息をすべて吐き出しながら繰り返します。
ポイント
このストレッチのポイントは肩甲骨の位置です。胸を張りながらできるだけ引き寄せ、正しい状態で背筋を伸ばしゆっくりな呼吸を繰り返します。
この肩甲骨ストレッチをやったあとは、肩甲骨まわりの筋肉がほぐれる開放感と、呼吸が整い深呼吸がしやすい状態になっているはずです。痛みは伴いません。胸を張り背筋を伸ばすことを意識しましょう。
2. 上体そらしストレッチ
やり方
- うつ伏せの状態で、ひざをしっかり伸ばします。
- 呼吸を整えます。深呼吸をしたあと、息をすべて吐き出します。
- 脇横に手をついて上半身を起き上がらせます。この時にゆっくり息を吸いながら、ゆっくりと起き上がるようにします。
- 両ひじがまっすぐ伸びている状態で、胸を張ります。下半身は床についています。目線はなるべく上を見るようにします。
- これ以上息を吸えないところまできたら、今度はゆっくり息を吐き出しながら、起き上がらせておいた上半身をゆっくり戻します。
- 戻すときは胸を張りながら、ゆっくり戻します。目安は10秒以上の時間を使って、ゆっくり戻します。。
- 一番はじめの状態に戻ります。また呼吸を整えてから、息をすべて吐き出しながら繰り返します。
ポイント
このストレッチのポイントはゆっくり行うということです。胸を張りながらゆっくりな動きで、上半身をそらせるという動作を繰り返します。
この上体そらしストレッチをやったあとは、背筋が伸びたような開放感と、呼吸が整い深呼吸がしやすい状態になっているはずです。痛みは伴いません。
もし上半身を起き上がらせたときに、腰や背中に痛みを感じることがあれば、両ひじを伸ばすのではなくちょっと曲げた状態で構いません。ただし胸を張ることと、息をゆっくり吸いながらやるということを忘れないようにしてください。腰が弱い方は注意しながらやりましょう。
3. エビ反りストレッチ
やり方
- うつ伏せの状態から両足のくるぶしを、両手でつかみます。
- モモに力をいれ、脚を伸ばそうとすると、それにつられて上半身が起き上がります。ゆっくりモモに力を入れます。
- 痛みを伴わないところでストップし、その状態を5秒維持します。
- 脚の力を抜き、上体を倒します。ただし、つかんでいるくるぶしは離さずに、ゆっくりと上体を倒すようにします。
- 一番はじめの状態に戻ります。また繰り返します。
ポイント
このストレッチのポイントは力をあまりいれず、エビ反りになっている状態を維持することです。痛みがないところで維持するようにしましょう。
このエビ反りストレッチをやったあとは、背筋が伸びたような開放感を感じるはずです。勢いに任せてやってしまうと、腰や背中などを痛めてしまうので、注意しながらやりましょう。
4. お尻あげストレッチ
やり方
- 仰向けの状態で、両手は身体から20センチぐらい横に開いて手のひらを床につけます。ひざをたてて足のうらを床につけます
- 呼吸を整えます。深呼吸をしたあと、息をすべて吐き出します。
- お尻を上いあげます。この時にゆっくり息を吸いながら、ゆっくりとお尻をあげます。首の付け根と両肩、両手、両ひじ、両足で身体を支えます。
- 両ももが床と平行になるように、お尻をゆっくり持ち上げます。この時にお尻に力をいれて、できるだけ胸を張るようにします。この時に、両肩や両ひじは床についていますが、背中は宙に浮いている状態になります。
- これ以上息を吸えないところまできたら、今度はゆっくり息を吐き出しながら、お尻をゆっくり床に戻します。
- 戻すときは胸を張り、足のうらは床についている状態で、ゆっくり戻します。目安は6秒以上の時間を使います。。
- 一番はじめの状態に戻ります。また呼吸を整えてから、息をすべて吐き出しながら繰り返します。
ポイント
このストレッチのポイントはできるだけ胸を張って目線は胸を見るようにして、背中をそってお尻をゆっくり持ち上げることです。このお尻あげストレッチをやったあとは、腰と背中の部分がスッキリし、また深呼吸がしやすい状態になっているはずです。このストレッチも痛みは伴いません。
ただ首の付け根に負担がかかることがあるので注意してください。
まとめ
猫背が原因で、身長の差が3センチも縮んでしまう可能性があります。
猫背で良いことはありません。特に思春期の身体の成長が著しい時は、猫背が身長が伸びるのを阻害する原因となります。
猫背の対策ストレッチは、毎日やり続けることがポイントです。
できるだけ毎日意識してストレッチをし、猫背にならないように注意しましょう。
コメントを残す