子供が手足口病に感染してしまったら、本当に大変です。治療方法も、ワクチンや抗ウィルス剤が開発されているわけでもないので、自然治癒力にまかせて治るのを待つしかありません。
手足口病は感染しないこと、感染させないことが重要です。
ただ残念なことに、子供はお風呂やプールで感染してしまうことが多いようです。
今回は「手足口病を患ってしまった場合お風呂に入れるか?」についてまとめました。
手足口病になったらお風呂には入っていい?
まだ手や足に水泡があったらやめておきましょう。
熱が下がって子供が元気になったら、お風呂に入れてあげたいと思うのが親だと思いますが、手のひらや足のうらなどに水泡の湿疹がある状態で入浴させてしまうと、石鹸やお湯の刺激で痒くなってしまう可能性があります。
本人のためにも、家族のためにも、お風呂は熱が下がって、水泡がなくなってからにしましょう。
どうしても入浴させたい場合は何に気をつければいい?
シャワーのみにして湯船は避けましょう。
手足口病のウイルスは、鼻水や唾液からも湯船を通じて感染します。
かゆみを引き起こさないためにも、ゆるめのお湯でさっと汗を流す程度にしましょう。
石鹸などは刺激を与え痒くなってしまう可能性があるので使うのを控えましょう。
お風呂に一緒に入ったら感染する?
兄弟などに感染する可能性は非常に高いです。
手足口病のウィルスは感染力が強く、鼻水などを通じても感染します。
手足口病は乳幼児がかかりやすい病気で、大人が感染することは非常にまれで0.6%というデータもありますが、もし大人が感染してしまったら症状は重症化しとても大変な目にあいます。
気をつけてください。
家族への感染を予防する方法
入浴順については、元気な兄弟を先に入浴させてその後にしましょう。またシャワーのみにし、バスタオルも当面は別のものを使わせましょう。できるだけ感染リスクを下げましょう。
兄弟が感染してしまったら大変です。
また手足口病は大人も感染します。子供にシャワーをさせるときは着衣のままするなど工夫してください。
まとめ
いかがでしたか?手足口病は、夏かぜともいわれるぐらい、夏に感染する病気です。
子供は汗をかくので、できればお風呂に入れてあげたいと思いますよね。ただ残念なことに、家族にも感染させたらもっと大変になりますから、注意してシャワーなどで対応してあげてください。
お風呂に入れないようにしましょう。
手足口病はとにかく予防が肝心です。注意してください。
コメントを残す